ガイド
NBTHK鑑定の仕組み ― 鑑定書の読み方と等級の違い
日本刀の真贋と品質を保証する最も権威ある機関が、日本美術刀剣保存協会(NBTHK)です。
保存刀剣(Hozon)は、NBTHKが「保存に値する」と認めた刀剣に与えられます。江戸時代以降の刀が多く、入門レベルのコレクションに適しています。
特別保存刀剣(Tokubetsu Hozon)は、保存刀剣の中でも特に出来が優れたものに与えられる上位の認定です。保存から特保への格上げ審査を経て認定されます。
重要刀剣(Juyo)は、特に優れた歴史的・美術的価値を持つ刀剣に与えられる高い等級です。年に一度の厳正な審査を経て認定され、合格率は非常に低いことで知られます。
特別重要刀剣(Tokubetsu Juyo)は最高等級で、国宝・重要文化財に次ぐ格付けとされています。認定数は極めて少なく、市場に出ることは稀です。
鑑定書には、刀の銘、時代、国、刀工名、寸法などが記載されます。購入時にはこの鑑定書の有無が価格に大きく影響するため、必ず確認することをお勧めします。